”コーヒーが苦い”は昔の話

コーヒー豆を購入するときやカフェで注文するときに見かける「深煎り・中煎り・浅煎り」という言葉。

この3つの違いについてご存知でしょうか?

「味や香りがなんとなく違う気がするけど...はっきりとは分からない」という方へ、

本記事では近年注目されている”浅煎り”にフォーカスし皆様のカフェ体験・コーヒー体験がより良いものとなるよう、ご解説させて頂きます!

焙煎度が大きな決め手

コーヒーは焙煎されていない「生豆」の状態で生産国から日本に輸入されます。焙煎(煎り)は、国内で行われる工程で、コーヒーの味や香りに大きく左右し、大きく別けると「深煎り・中煎り・浅煎り」の3つのに分けられます。

浅煎りコーヒーの特徴

浅煎りの特徴的な味わいは酸味といえます。コーヒー豆は焙煎をすることではじめに酸味が形成され、深度が深くなるほど苦みが強くなり、酸味は感じにくくなります。

コーヒーの苦みを感じずに爽やかでフルーティーな味を楽しみたいのであれば、浅煎りコーヒーがぴったり。

ストロベリーやオレンジの果実感やローズやジャスミンのフローラル感などワインのように産地によって異なる個性豊かなコーヒーの芳醇な香りを楽しむことができます。

今のコーヒー業界の流行は?

深煎りコーヒーと比べ焙煎が難しいとされる「浅煎り」

サードウェーブコーヒーがコーヒー業界で注目を集めるようになり、近年では人気の焙煎度合いです。

サードウェーブコーヒーとは、コーヒー業界の第三の風潮のこと。ファーストウェーブが19世紀後半から、1960年代まで続く大量生産・大量消費時代。次のセカンドウェーブが深煎り豆を使った時代がセカンドウェーブとされています。サードウェーブでは、産地や農園、製法によって異なる豆本来の味わいを味わうため、浅煎りや中煎りなどあえて焙煎度合いを深くしない豆が中心。

自分好みをコーヒーを見つけるために

最近ではカフェに焙煎機が併設されたロースタリーカフェが増え、それぞれの理想の1杯を追い、温度や秒数など試行錯誤し日々研究されています。

また浅煎りから深煎りまで幅広いラインナップを揃えるお店もあれば、浅煎りだけといったユニークなコーヒーのみを取り扱うこだわったお店も。

ogawa COFFEEやKOFFEE MAMEYAなど一部のカフェでは熟練のバリスタがじっくりと時間をかけカウンセリングを行い、ひとり一人のお客様に合ったコーヒーを提案する新たなスタイルも浸透し、これからコーヒーを知っていきたいという方にぜひ、オススメ。

またカフェに行った際、そのお店はどんな想いからどんなコーヒーを提供しているのか / そのコーヒー豆の背景についてまで耳を傾けるといつもの1杯のコーヒーがさらに美味しくなるはず。


関連記事

東京カフェギャラリー/instagram
SNSでは東京のカフェやレストランを中心に
見て・知って楽しめるようフィルム風の
ショート動画で週2~3店舗紹介してます!
SNS限定のお店や情報もあるのでお見逃しなく!
instagramはこちらから

友だち追加