glitch レシピ

今回の記事でご紹介するのは東京を代表する浅煎りのコーヒー専門店
"GLITCH COFFEE & ROASTERS"(グリッチコーヒー&ロースターズ)のドリップレシピ。
GLITCH COFFEEは2015年に神保町にオープンして以来、コーヒー豆それぞれの個性を味わうため
ブレンドやミックスは一切せず、単一の一銘柄のみを取り扱うシングルオリジン
と日本ならではの抽出方法でもあるハンドドリップにこだわりを持ち、浅煎りコーヒーの先駆者として日本を牽引してきたと言っても過言ではありません。
黒を基調としたロゴや店内のインテリア・カップといった細部まで和の雰囲気が漂います。カウンターにはその時の状態の良いコーヒー豆が常時15種類ほどずらりと並ぶ様子は圧巻の一言。
コーヒー1杯の価格は600円から6000円までと、オークションで独自に落札したものやバリスタの国際大会などでも使用されるハイクオリティかつ希少なトップオブトップのコーヒーも数多く並ぶ様子はまるでコーヒーの高級ブティックのようです。
海外のコーヒー愛好家からも数多く支持され、日本ならではのコーヒー体験を求めた人々で連日長蛇の列ができています。
店内のレコードから流れるロックと合わさって活気溢れる、独特な空気感もGLITCH COFFEEの魅力の1つです。
東京には神保町の他に銀座、そして9月には焙煎機を神保町から移動し日本橋にオープンされるのでぜひお近くの際にはお立ち寄りください!
それではGLITCH COFFEEで実際に使われている抽出器具やレシピをまとめたので、
ぜひ参考にしてお家でも美味しいコーヒーをお楽しみください!
ORIGAMI × Kalita Wave
HOT DRIP
Paper: Karita Wave (カリタウェーブ)
Water temperature: 86-90℃ (湯温)
Dose: 15g (使用する粉量)
Yield: 190g (サーバーに落ちるコーヒーの容量)
1投目/0:00-0:10 40g
2投目/0:35-0:45 100g (Total 140g)
3投目/1:15-1:25 100g (Total 240g)
ICE DRIP
Paper: Karita Wave (カリタウェーブ)
Water temperature: 86-90℃ (湯温)
Dose: 15g (使用する粉量)
Yield: 100g (サーバーに落ちるコーヒーの容量)
1投目/0:00-0:10 40g
2投目/0:35-0:45 50g (Total 90g)
3投目/1:15-1:255 (Total 140g)
After brewing coffee, cool it with ice
サーバーに落ちたコーヒーに氷約100gを投下し、5割ほど溶かす(お好みの濃度感に合わせて調整)
使用されている抽出器具
Origami (ドリッパー) の特徴
抽出スタイルの自由度
円すい型・ウェーブ型の両方のフィルターに対応可能。レシピや好みに応じて風味を変化させやすい。
独自の形状(20本のリブ)
折り紙のような美しいデザインで、リブが多いためペーパーと本体の間に十分な空間が生まれ、抽出時の通気性とお湯抜けの良さが向上。
Paragonとは?
2022年9月、オーストラリアのMICE(展示会)で発表された新しいブリューイングデバイス「Paragon」。
WBC2015世界チャンピオンのササ・セスティック氏と、スイス・コーヒーエクセレンスセンターのチャハン氏が共同開発しました。
抽出液を冷却する技法を「Extract Chilling」と呼び、国際特許も取得しています。
研究により、コーヒーは抽出後に空気と触れる際の温度差によって香気成分が揮発し、本来のフレーバーが液体に残りにくいことが分かっています。
特に抽出の前半には全成分の15〜40%が含まれ、最も重要な香りが多く含まれます。
Paragonでは、この抽出前半をアイスロックに触れさせてすぐに冷却することで、空気との温度差を抑制。結果として、本来揮発してしまう香気の約40%を液体に留めることが可能になりました。
Kalita Wave KWF - 155 / カリタウェーブ
- ウェーブ形状(波型のひだ)
→ ドリッパーとの接触面積が少なく、熱や抽出の影響を受けにくい。 - ペーパーが浮いた状態になる
→ 抽出中に壁に張り付かず、お湯が均一に広がる。 - 安定した湯だまり
→ 流速が一定になりやすく、過抽出やムラが少ない。
結果:雑味を抑え、まろやかでバランスの良い味が出やすいフィルターです。
Fellow Stagg EKG ストラッグEKG)/ 電気ケトル
世界のトップバリスタたちも大会で使用する信頼の一台。精密な温度制御と注ぎやすさで、競技レベルの抽出を支えてくれます。
特徴と機能
1. 精密な温度コントロール
1℃単位で設定可能な温度調整に対応し、抽出スタイルに合わせた湯温が選べます。“HOLD(保温)” モードで、60分間の温度キープ可能。オフ時でも5分間の短時間保温も。
2.科学に基づいた利便性
グースネックと呼ばれる細くカーブした注ぎ口を採用しており、繊細でコントロールしやすい注湯を可能にします。さらに、人間工学に基づいたグリップは手に馴染み、安定した注ぎをサポート。
KINTO SCS-S04 × HARIO V60
HOT DRIP
Paper: Hario 01 (ハリオゼロイチ)
Water temperature: 86-90℃ (湯温)
Dose: 15.5g (使用する粉量)
Yield: 200-210g (サーバーに落ちるコーヒーの容量)
1投目/0:00-0:10 60g / stir 5 times (注ぎ終えたら5回スプーンなどで撹拌)
2投目/0:30-0:40 110g (Total 170g)
3投目/1:20-1:30 (Total 260g)
iCE DRIP
Paper: Hario 01 (ハリオゼロイチ)
Water temperature: 86-90℃ (湯温)
Dose: 15.5g (使用する粉量)
Yield: 100-110g (サーバーに落ちるコーヒーの容量)
1投目/0:00-0:5 70g / stir 5 times (注ぎ終えたら5回スプーンなどで撹拌)
2投目/1:00-1:10 30g (Total 100g)
3投目/1:30-1:40 (Total 130g)
After brewing coffee, cool it with ice
サーバーに落ちたコーヒーに氷約100gを投下し、5割ほど溶かす(お好みの濃度感に合わせて調整)
使用されている抽出器具
KINTO SCS-S04 の特徴
鋳造による無骨で重厚感あるスタンド
鋳物ならではの存在感があり、職人の手仕事が感じられるデザインですKINTO+1。
高さ調節可能なスタンド
カップ一杯分から背の高いサーバーまで、さまざまな器具に対応できる可動式設計です。
HARIO V60 01 フィルターの特徴
- 円すい型
→ コーヒー粉を深くため、成分をしっかり引き出す。 - 底が尖った形状
→ お湯が中心に集まり、湯抜けがスムーズに行われ味わいがクリアになりやすい。 - ドリッパーとの密着を防ぐリブ対応
→ 蒸らし時にガスがしっかり抜け、均一に抽出できる。
結果:お湯の流れを素直に通し、クリアで雑味の少ない味わいを作りやすいフィルターです。
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「酸味が好き」「ナッツのような香ばしさが好き」など、自分の好みを答えるとあなたにぴったりの豆をセレクトしてくれます。まさに「パーソナライズされたコーヒー体験」。
届くたびに自分の好みに合った一杯が待っているので、毎月の箱を開けるのが楽しみになるはずです。
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