PASSAGE COFFEE(パッセージコーヒー)三田|都心の喧騒を離れて味わう静かな一杯

目次
PASSAGE COFFEE
エアロプレスの世界大会(World Aeropress Championship 2014)で優勝した経歴を持つ
佐々木修一さんが代表を務める〈PASSAGE COFFEE 〉
前回のこちら記事で紹介したGLITCH COFFEE ROASTERSの代表【鈴木清和さん】も在籍していた、数々の著名バリスタを輩出する名店〈ポールバセット〉で6年半の経験を積んだ後、バリスタ兼焙煎士として活躍した後、2017年に独立し三田でPASSAGE COFFEEを創業。

「毎朝飲みたくなるコーヒー」をテーマに個人店では
比較的早い平日は 7:30 から営業を開始し、出勤前や朝の時間帯にサッと立ち寄れ最高の1杯のコーヒーと1日をスタートすることができます。
今でこそスタンダートになりつつあるスペシャルティコーヒーですが、佐々木さんが出会った当時は一部の人たちが楽しむニッチなものだったそう。
より多くの方にスペシャルティコーヒーの美味しさを届けたいという想いから、浅煎りのスペシャルティコーヒーを提供しています。

抽出方法はフィルターやエスプレッソマシーンはもちろん、エアロプレスからを選べるスタイルを採用しており、それぞれの豆と抽出手法による味わいの違いを楽しめるようになっています。
店内はコーヒーの味わいを楽しめるよう木製のベンチやナチュラルな素材感のものを使用しておりシンプルでミニマル。
朝や夕方には柔らかい外からの自然光が差し込み店内はより一層温かみのある雰囲気に。
最高品種のゲイシャ種や世界中の農園からセレクトされた数種類のコーヒー豆の中からお店の方が丁寧に豆の特徴や個性を説明していただけるので、あまり浅煎りやコーヒーに馴染みがない方でも安心して楽しむことができます。
産地からカップに注がれるまでの1つの大切な「通過点(passage)」として丁寧に紡ぐスペシャルティ・コーヒースタンド/ロースターの抽出方法・淹れ方でをぜひご自宅のコーヒーをより美味しく味わってみてください!
HARIO V60 VDR-02-T×HARIO V60 ペーパーフィルター

HOT DRIP
Paper: HARIO V60 ペーパーフィルター
Water temperature: 92℃ (湯温)
Dose: 12g (使用する粉量)
Total Water: 200g(注ぐ湯量)
Yield: 180~190g (サーバーに落ちるコーヒーの容量)
1投目/0:00-0:10 40g
2投目/0:30-0:40 40g (Total 80g)
3投目/1:00-1:10 40g (Total 120g)
4投目/1:20-1:30 40g (Total 160g)
5投目/1:40-1:50 40g (Total 200g)
-落ちきり-
使用する抽出器具
HARIO V60
― 精密な抽出設計が生む、再現性の高いハンドドリップ
日本の耐熱ガラスメーカー・HARIOが開発した「V60」シリーズは、2004年の登場以来、世界中のバリスタやコーヒー愛好家から支持を集めました。
V60という名称は、ドリッパーの円すい角度 “60度” に由来し、円すい形状と大きなひとつ穴、そして内側のスパイラルリブ。この三要素が、従来のドリッパーにはなかった自由度の高い抽出コントロールを可能にしました。
本体には、軽くて丈夫な**AS樹脂(プラスチック)**を採用することで、500円前後と誰もが手に取りやすい金額を実、ハンドドリップの世界への入り口として、“エントリー機”として位置づけされている。高耐熱ガラスや金属などを使用した上位機種や陶器など素材の違いによって変化する味わいもぜひお試しください。

円すい(コニカル)形状
コーヒー粉の層が深くなる形状になっており、注いだお湯が中心(円すいの底方向)へ流れるため、粉との接触時間を確保しやすく、旨みを引き出しやすい設計です
底部に大きな“ひとつ穴”
ドリッパーの底に大きめの一つ穴を設けることで、お湯の注ぎ速度の調整が味に反映されやすくなります。つまり、早く注げばすっきりした味になり、ゆっくり注げばコク深くなる、とされます。
スパイラルリブ(螺旋状のリブ=凸部)
内部にぐるりと立てられたリブによってペーパーとドリッパー本体との間に“空気の通り道”をつくります。これにより、蒸らし時に粉が膨らむ際の空気の抜け道が確保され、抽出のムラを抑えやすくする構造です
エアロプレスでの抽出
そもそもエアロプレスとは?
馴染みのあるドリップでは、お湯の重さのみでコーヒー豆とお湯を触れさせ抽出が行われます。
エアロプレスは、空気圧を利用し短時間で抽出するコーヒー器具で、ドリップとフレンチプレスの中間的な構造を持ち、
ペーパーフィルターを通すことで雑味を抑えたクリアな味に仕上がります。
抽出条件の自由度が高く、軽量で持ち運びやすいため、
実験的な抽出やアウトドア用途にも◎
ドリップよりもコーヒー成分が出やすく、粘性が強くなるぶん甘さを感じやすい印象です。
2014年 エアロプレス世界大会(WAC)で使用したチャンピオンレシピ
Water temperature: 78℃ (湯温)
Dose: 16.5g (使用する粉量)
Total Water: 250g(注ぐ湯量)
Extraction Time: 2:15(抽出時間)
1.16.5gをフレンチプレスで淹れる時よりも少し細かめで挽きます。
2.エアロプレスをセットし、挽いた豆を入れます
3.78度のお湯40gを淹れ25秒蒸らす
4.5回ほどステア(攪拌)します
5.さらに210gのお湯を注ぎ、1度ステア
6.75秒間かけてゆっくりプレスします
7.エアロプレス内に45g残して抽出完了
PASSAGE COFFEE
・営業時間 : 7:30 ~ 18:00(平日)/ 9:00 ~ 18:00(休日)
・住所: 東京都港区芝5丁目14−16 大正堂ビル 1F
・最寄り駅: 三田駅 (徒歩5分)
・料金: ¥600~
・支払い方法: 現金・カード・電子マネー・コード決済
instagram: https://www.instagram.com/passagecoffee/
最後に
「新しい一杯との出会い」を
コーヒー好きにとっての楽しみそれは「新しい一杯との出会い」ですよね。ただ、今回紹介したPassage Coffeeさんや全国の人気ロースターを一軒一軒巡るのはなかなか難しい…。そんな願いを叶えてくれるのが PostCoffee(ポストコーヒー) です。
PostCoffeeとは、東京や京都、福岡など全国の有名ロースターが焙煎した様々な豆が毎月自宅に届いて楽しむことができるコーヒーのサブスク。まるで日本中のコーヒーショップを旅しているかのように、毎回違うロースターの味わいに出会えるのが魅力です。

さらに自分の好みに合ったコーヒー豆が届くユニークなコーヒー診断。
「酸味が好き」「ナッツのような香ばしさが好き」など、自分の好みを答えるとあなたにぴったりの豆をセレクトしてくれます。まさに「パーソナライズされたコーヒー体験」。
届くたびに自分の好みに合った一杯が待っているので、毎月の箱を開けるのが楽しみになるはずです。
コーヒーのある暮らしをもっと豊かにしてくれるPostCoffee。
「次はどんな味に出会えるんだろう?」そんなワクワクを求めている方に、ぜひおすすめしたいサービスです。
自分の好みがわかるコーヒー診断やサブスクの登録はこちらから。

東京カフェギャラリー/instagram
SNSでは東京のカフェやレストランを中心に
見て・知って楽しめるようフィルム風の
ショート動画で週2~3店舗紹介してます!
SNS限定のお店や情報もあるのでお見逃しなく!
instagramはこちらから
公式オンラインストア


